「急がば回れ」の由来は滋賀県?
「急がば回れ」——誰もが一度は聞いたことのあることわざ。
でも、その由来が滋賀県草津市にあることをご存じでしたか?
今回は、琵琶湖の風景と歴史をたどりながら、
この言葉に込められた“遠回りの知恵”を、
子育てや学びの視点から紐解いてみたいと思います。
「急がば回れ」ってどんな意味?
このことわざは、「急いでいるときほど、遠回りでも安全で確実な道を選ぶべき」という教え。
焦って近道を選ぶと、かえって時間がかかることもある——そんな経験、誰にでもあるんじゃないでしょうか。
現代でも、仕事や勉強、子育てなど、さまざまな場面で活きる知恵です。
のんのこゼミナールでも、「焦らず、じっくり育てる」ことを大切にしています。
ことわざのルーツは琵琶湖にあった!
「急がば回れ」の語源は、室町時代の連歌師・宗長が詠んだ和歌にあるとされています。
もののふの 矢橋の船は速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋
この歌に登場する「矢橋の渡し」は、草津から琵琶湖を横断する船のルート。
一方、「瀬田の長橋(瀬田の唐橋)」は、遠回りだけど安全な陸路。
琵琶湖では「比良おろし」という突風が吹き、船旅は危険を伴いました。
だからこそ、「急いでいても、遠回りの橋を渡る方が賢明だ」という教えが生まれたのです。
なぜ滋賀で生まれたのか?
滋賀県は、東海道の要所として多くの旅人が行き交う土地。
草津宿や大津宿を通る人々にとって、琵琶湖をどう越えるかは重要な選択でした。
地理的なリアルな選択肢が、ことわざの説得力を生んだのかもしれません。
「急がば回れ」は、旅人の知恵と自然への敬意が込められた言葉なのです。
今に生きる“遠回りの知恵”
子育てや学びの場でも、「急がば回れ」は大切な考え方です。
たとえば、計算が苦手な子に、いきなり応用問題を解かせるよりも、 基礎をじっくり積み重ねる方が、結果的に理解が深まります。
のんのこゼミナールでは、子どもたちのペースを尊重しながら、 遠回りに見えても、確かな力になる学びを大切にしています。
まとめ
「急がば回れ」は、滋賀の地に根ざした知恵のことわざ。
遠回りに見えても、それが一番の近道になることもあります。
そんな“回り道の価値”を、これからも子どもたちに伝えていきたいですね。

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