全国の中高生の皆さん、中間テスト、本当にお疲れ様でした。
まずはひと息ついて、頑張った自分を労ってあげてください。
……と言いたいところですが、今日はそういう話ではありません。
中間テストが終わった?
いいえ、全然何も終わっていません。
というお話です。
カレンダーを少しめくれば、期末テストはすぐそこです。
なんなら、3年生はその後に「入試」という巨大な難関が控えています。
テストはゴールなどではなく、ただの通過点に過ぎません。
ここでいったん立ち止まるか、次へ向かってスムーズに動き出せるかで、
今後の景色はまったく変わってきます。
「エンジンがかかるのが遅かった」の本当の理由
テストが終わるたびに、「ふぅ」と完全に気を抜いてしまう人がいます。
自転車をイメージしてもらうと分かりやすいと思いますが、
自転車は最初に漕ぎ出すときに、一番労力が必要になります。
これがある程度勢いがつけば、少ない力でスピードを維持することができるはずです。
テストが終わるたびに勉強をやめるのは、
自転車をこぎ出して、せっかく勢いに乗れたのに完全に停止して、
また走り出すようなものなんです。
テストのたびに学習のスピードをゼロまで落としてしまうと、
次のテストのときに、また前の勢いを取り戻すのに、
膨大な気力と労力が必要になります。
そして結果として、
「今回はエンジンがかかるのが遅かった……」
という、毎度おなじみの後悔を繰り返すことになるのです。
あなたが完全にペダルを踏むのをやめて止まっている間にも、
翌日からまた通常運転でペダルを漕ぎ続けているライバルたちは、
どんどん前へ進んでいってしまいます。
この「停止と再発進」のロスの積み重ねこそが、
埋めようのない大きな差となって表れてくるのです。
だからテストが終わっても、勉強は止めないでください。
そのまま次の目標に向かって、淡々とペダルを踏み続けてください。
一問ごとにブレーキを踏まない
この「テスト後の一旦停止」は、テストのときだけではありません。
日々の勉強の中でも、よく見られます。
教室で生徒たちを見ていると、
テキストを解いている最中、「一問解くごとに手が止まる」子がいます。
1問解いてはペンを置き、
1問解いては息をつき、
1問解いては宙を見つめる。
これも立派な「停止状態」です。
これは自転車で言えば、一漕ぎごとにいったん止まって、
また漕いだら止まるをくり返しているようなものです。
これでは、いつまでたっても勢いよく走ることはできません。
勉強には、「フロー状態(没頭)」が必要です。
いちいち止まらず、どんどん進めていってください。
そうすることで、少ない負担でスピードを維持して走り続けることができます。
そして、スマホのSNSなんかも、外部から強制的にこの「停止状態」にさせられます。
集中して勉強に取り組みたかったら、
スマホは同じ部屋には置かないようにした方が無難です。
常に全力でペダルをこぎ続ける必要はありませんが、
なるべく勢いを殺さないことを意識して、日々の勉強に取り組んでみてください。
完全に止まらなければ、いつでもすぐに加速できます。
ゆっくりのスピードでもいいから、ペダルから地面に足を降ろさないことが大切です。
それには、日々の習慣が力になってくれます。
毎日、自分で決めた勉強のペースを維持し続けること。
それを継続することで、毎回勢いを殺さず、
気力のロスも少なく前へ進むことができます。
まだ、これからです
そして、テストの成績が悪くて、
「もう終わった……」と落ち込んでいるあなた。
いいえ、まだ何も終わっていません。
まだここから、期末テストもあれば、入試もあります。
なんなら、学校を卒業してからも人生は続きます。
こんなところで立ち止まっている場合ではありません。
資産運用に「JUST KEEP BUYING(ただ、買い続けろ)」という言葉があるように、
勉強も「JUST KEEP STUDYING(ただ、学び続けろ)」。
人生は一生、勉強の連続です。
いちいち立ち止まるのではなく、休まずに航路を守り続けること。
人生は、まだこれからです。


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